「HSCの子育てハッピーアドバイス」を読んで、
娘がHSCだと分かったことが、私はとてもうれしかったです。
HSCは神経発達症(発達障害)や病気ではありません。それらを疑って調べていると、なかなかHSCにはたどり着きません。
私も保育士の友人から「HSCの子育てハッピーアドバイス」を勧められて、やっと娘に感じていた漠然とした「他の子と違う」を解決することができました。
漠然とした不安がクリアになったと思いました。
しかし、
HSCは持って生まれた性質なので治らないのは分かった。
じゃあ、この繰り返される癇癪をどうしたらいいの?
本の通りに共感してみても癇癪はおさまらない。
HSCの特性は分かるんだけど、気持ちが付いていかない。
子どもと二人きりになるのが怖い。
こういった不安が新しく出てきてしまいました。
他のママに聞いてみても
「無になっておさまるのを待っていると、泣き止んで遊びだす」
「別の部屋へ逃げる。5分くらいで勝手に泣き止んで遊んでる」
「他のおもちゃとかおやつで気をそらす」
と、そんなことでおさまるなら悩んでないよ、ということを言われました。
今回は私と同じように
他の人のアドバイスが通用しない
本の通りにやってみてもうまくいかない
すぐに気持ちを切り替えられない
HSCを理解できない
子どもを「なおそう」としてしまう
と今まさに悩んでいる方へ読んでほしいと思い書きました。
何かのヒントになればうれしいです。
この本を参考に書いています↓
HSCの育て方に悩んでいる方へ、ぜひ読んでほしい本があります。↓↓↓
「何かほかの子と違う?HSCの育て方 Q&A」という、子育てハッピーアドバイスを書かれた明橋先生の本です。
トークイベントでHSCの育て方についての質疑応答をまとめた一冊になっています。
明橋先生の言葉がとても具体的で優しくて、自分に自信が出てくるような本です。
今悩んでいる親御さんたちのヒントになると思います。
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ひといちばい敏感な子【HSC】は5人に1人。5人に4人のアドバイスは当てはまらない
HSCは5人に1人、と言われています。
娘の幼稚園でプレ(幼稚園に入る前のクラス)があり、私たちのクラスは16人でした。
毎週のようにクラスに行きますので、なんとなく子どもたちの振る舞いもわかってきます。
娘を入れて4人ほど、「HSCかな」と思われる子がいました。
5人に1人、まさにその通りです。
5人に4人のアドバイスは当てはまらない
5人に1人の子を育てるときに、5人に4人の子育てのアドバイスは、合わないことが多いのです
HSCの子育てハッピーアドバイス
この文章を読んだとき、腑に落ちました。
そうです、そうなんです。
みんなが普通にやっている対応じゃ、うまく行かないことの方が多いんです。
子どもが少数派ということは、親である自分も少数派になるんだ、という覚悟が必要です。
そうならなければ、子どもはもちろん、あなたもとてもつらい思いをすることがあります。
なぜ私だけそんな覚悟をしなくちゃいけないんだ
なぜ他のママみたいにできないんだ
妊娠中の過ごし方が悪かったのか
育て方が悪かったのか
わかります。とてもよくわかります。わたしもそればかり考えていました。
でも、この子はなにも悪くないんです。そして、あなたもなにも悪くないんです。
持って生まれた大切な大事な我が子の個性なんです。
他のママたちがやっていることがあなたと子どもに合わないのなら、やらなくていいんです。
あなたと子どもの中にしか、正解は見つけられません。
アドバイスはあくまで参考までに
本の通りにやっているのに、うまく行かない
HSCの子育てハッピーアドバイスにはHSCを育てる上での考え方、対応の仕方が書かれています。
しかし、それがすべて我が子に当てはまるとは思いません。
本もまた、5人に4人のママたちのように、5人に1人のうちの、さらに5人に4人のことが書いてあるかもしれないからです。
何の情報もそうですが、自分でかみ砕いて、自分たち親子に合うやり方を見つけていかなければいけません。
誰かのアドバイスが合う場合もあるでしょう。
本のアドバイスでバッチリだった場面もあるでしょう。
こればかりは自分たちで、やってみないと分からないんです。
試してみてダメだったら他の方法をやってみる。
それでうまく行けばそれでいいんです。
もちろん暴言暴力はいけません
HSCが理解できない
なおそうと注意してしまう
なんでこんなことが気になるんだ
すべて共感していたらわがままになってしまわないか
まわりから「甘やかしてる」と思われやしないか
と思っている方もいらっしゃるでしょうね。
ひとつひとつ見ていきましょう。
なおそうと注意してしまう
HSCはなおりません。
大人になるにつれていろいろな経験をしたうえで「敏感さが目立たなくなる」ことはあっても、根本的なところは変わりません。
頭では分かってはいるんだけど
すぐに気持ちが切り替えられなくて…
当然です。そんなに柔軟に切り替えられません。無理です。
自分を責めないでください。苦しくなってしまいます。
少しずつでいいんです。
もし「えー、うそでしょ、こんなことまで気にしてるの?!」「こんなこと気にしてたら幼稚園でどうするの?!」と言いそうになったら、
「そうなんだ、これが気になるんだね」という言葉に変換して、実際に声を出して言ってみるところから始めてみましょう。
共感だけではどうにもならないこともありますが、声に出してみることで自分の中での「なんで?」という感情が少しおさまる気がします。(私調べ)
自分は気にならないけど、この子はこういうところが気になるんだ。
そういう風に考えてみると少し楽になる気がします。
子どもを信じて、自分を信じて。
私たちにとってはささいなことでも、子どもにとっては真剣で重大なことです。
まずは気持ちに余裕があるときだけでも一緒にやってみましょう
甘やかしていると思われてないか
人にどう思われようと気にしないようにしましょう。
「こうしたらいい」「あなたの育て方が悪いんじゃないの」と言ってくる人には、そっと境界線を引いてさりげなくフェードアウトしましょう。気にするだけあなたが辛いです。
だって。他人から見て「甘やかしてる」と思われるのには訳があります。
・ハンバーグを食べない→ケチャップをかけると食べないようだ→ケチャップを別で用意する
・サンドウィッチを食べない→パンに野菜などを挟むと食べない→パンと具を別々で用意する
・幼稚園や保育園でなかなか親と離れられない→慣れるのに時間がかかるし不安だからさびしがっている→時間をかけていってらっしゃいをする
・公園からなかなか帰らない→無理矢理抱っこして帰るとそこから2時間ギャン泣き→どうやら自分が先に帰るのが嫌みたいだ→最後に帰ろう
しっかりと、子どもと向き合ってやってきたからですよね。
たくさん試して失敗してやっと食べてくれて、幼稚園や保育園でも楽しめることが増えてきて、自分から「帰る」と言えるようになってきた。
じゅうぶんすごいことですよ!
あなたはとてもがんばっています。
自信を持ちましょう。
よそはよそ、うちはうち、です。
忍耐が必要
さて、ここまでさも分かったかのように書いてきましたが・・・。
私も感情的になってしまったりして、うまく行くことの方が少ないです。
綺麗ごとを言っても始まらないので正直に言います。
5人に1人の親というものは、
とても忍耐が必要です。
こちらのペースでは物事が進みません。
私は自分自身がHSPなので、娘のパニックを見て発狂しそうになります。
いえ、実際に発狂したこともあります。
それでも、ぐっとこらえて。
とにかく、いったん、待つ。
子どもはなにかを伝えようと、行動しようと、
たくさんのことを考えている最中かもしれません。
HSCの育て方に悩んでいる方へ、ぜひ読んでほしい本があります。
「何かほかの子と違う?HSCの育て方 Q&A」という、子育てハッピーアドバイスを書かれた明橋先生の本です。
トークイベントでHSCの育て方についての質疑応答をまとめた一冊になっています。
明橋先生の言葉がとても具体的で優しくて、自分に自信が出てくるような本です。
今悩んでいる親御さんたちのヒントになると思います。
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まとめ:親だってひとりの人間です。限界が来る前にケアしましょう
5人に4人、ではなく、少数派として覚悟を決める。
とても忍耐と体力と精神力・行動力が必要です。
しかし、子どものペースを尊重するのにも限界があります。
私たち親も、ひとりの人間であり、尊重するべきなのです。
限界が来る前に、あなたのケアを優先しましょう。
「自由な時間」がとても大切です。
予定のない自由な時間のことですよ
子ども抜きで役所に行くとか、スーパーに行くとかではなくて、
好きなことをしていい時間のことです
パートナーや信頼できる人を頼り、リフレッシュしてください。
好きなことをしてください。
好きなだけ寝てもいいんです。
ボーっとしているだけでもいいんです。
ふらりと出かけてみましょう。
会いたい人と会いましょう。
長電話や今ならオンラインでも会えますね。
リフレッシュして、また子どもと向き合いましょう。
HSCは病気ではありません、治るものじゃありません。
今を乗り切ればいい!というわけにはいかないのです。
根気よく付き合っていくことになります。
無理をしないでください。
つらくなったら吐き出して!!!
HSCの育て方に悩んでいる方へ、ぜひ読んでほしい本があります。
「何かほかの子と違う?HSCの育て方 Q&A」という、子育てハッピーアドバイスを書かれた明橋先生の本です。
トークイベントでHSCの育て方についての質疑応答をまとめた一冊になっています。
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